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またどこかで

ゆるゲーマーVSガチゲーマーの争いはなぜなくならないのか~理不尽なゲーマーにならないために~

はじめに

ゆるゲーマーVSガチゲーマーの争いは、ゲーム好きなら一回は見たことがあると思う。簡単に言えばゲームに対する温度差が原因で起こる喧嘩で、ガチな人たちがゆるくゲームをやっている人の理にかなわないプレーを指摘し、それがしつこかったりしたために喧嘩が起こってしまうことが多いように感じる。

 

ここでは

ガチゲーマー=本気で勝ちを目指すゲーマー。

ゆるゲーマー=勝ちよりも楽しむことを第一に考えるゲーマー

と定義しておこう。

 

具体例を挙げるなら

TCGで好きなカードを使いたい派VSそんな弱いカード使うだけゴミ派

の闘いが分かりやすいだろう。

実際この例は中学生の時に遭遇した。

高校生の兄ちゃんが、小学生に「ブラックマジシャンとか雑魚だから使わんでいいよ」としつこく言ったために小学生を泣かしてしまったのだ。こうした事件は別に年齢差がなくても起こりえる。この例では喧嘩にはなっていないが、同級生同士ならなるだろう。

しかも現代ではこうしたことがSNS上で起こる。ネットだと口喧嘩になるか相互ブロックのどちらかしかない。

 

こうしたガチゲーマーとゆるゲーマーの争いは(少なくとも)僕が中学生だった10年以上前には存在していたし、そのずっと前からあったに違いない。チェスのガチ勢とエンジョイ勢が罵り合い、紅茶をぶっかけ合う姿が中世ヨーロッパで繰り広げられていたなんてこともありえる。

 

最近、ソシャゲーでもこのような争いが起きることがあると聞いて驚いた。(ソシャゲーってそういうものなのか?)

 

この争いはゲーム業界にとって問題となりうる。新規プレーヤーは大抵ゆるいゲーマー、またはそれ以下に属するのに、いきなりガチな人がわけもわからない単語を並べてくる。そしたらその新規さんは萎えてしまい、ゲームから離れる。なんてことになりかねないのだ。

 

では、なぜ人は争うのだろうか?  その根本原因はガチ勢の中の「教えたがりな人たち」にある。

 ガチ勢の一部(ここ勘違いしないこと)の人は

・純粋に人をうまくしたい

・非効率なプレーをみているとイライラする

・他人に自分の知識を見せびらかしたい

等の理由で他人に知識を伝授したがる。しかも「うなくならないで何が楽しいの?」という姿勢をとり、「ゆるくプレーしたい」を認めない人までいる。

こういう人の存在は理不尽でしかないのだ

 

つまり、こういう人を減らせば争いは減るのではないだろうか? でも、既存の理不尽な人を減らすのは難しい、まずは自分がそうならないようにしよう。

ということで今回は様々なプレー環境、ゲームの種類等から、ガチゲーマーが理不尽なゲーマーにならない方法を僕なりに考えてみた。

(もちろんゆるいゲーマーにも続きを読んでほしい)

理不尽なゲーマーにならないために気をつけること

友人間でゲームを楽しむ場合

友人間で争いが起こる時、それは「うまくしたい」という気持ちが先行して起こる。

 下の記事でも書いたように、友人間でプレーするのには空気を大事にすることを意識するといい。

「ゲーム(どんな遊びでもそうだが)は人間関係を壊しかねない」ということを常に念頭に置くべきだ。ボードゲームなんかを友人とやる場合は、ガチ勢がなるべく軽いゲームをチョイスすることで争いを回避できたりする。

いきなりプエルトリコなんかやったらそりゃイライラするに決まってるだろ! ゴキブリポーカーやれ! ということだ。

kuraharu.hatenablog.com

 友人間でゲームをやる時、ガチ勢はエンジョイな友人がやる気を出すまで待ったり、誘導したり、そもそも自分も息抜きと割り切ってゆるく楽しんだ方がいい。

そうすれば理不尽なゲーマーにならなくて済む。

 

1VS1のゲーム

将棋やバトルラインなどの顔を合わせながらプレーするタイプのゲームでは、対戦相手が苦言を呈してくることがある。この手のゲームはゆるいゲーマーとガチゲーマーの狭間にいることが多いので、基本的に話はきいてくれる。でも、行き過ぎないように注意しよう。

 

一方、ポケモン等のネットを介して行われる1VS1のゲームでは、ガチ勢にとってエンジョイ勢は餌でしかない。ほら、レートよこせよ。

ということは、問題になるのは外野である。友人やSNSの知り合いが自分のゲームのプレーや話を聞いて突然殴りかかってくる。そんな光景を目にしたことはないだろうか?

はっきりいってこれはテロだ。この世に平穏なんてない! と叫びたくなる。

 

両者ともに、相手の実力や成長への熱意などを考慮して発言することが大事だ。

魔法の言葉「でも、君が好きな方法でやればいいと思うよ!」を唱えれば相当なことがなければ理不尽なゲーマーにならなくて済む。既に血まみれになった相手に言わなければ、の話だが。

 

チーム戦ゲーム

WoT LoLなど最近はやっているチーム戦のオンラインゲームは闇だ。

 

WoTは無作為に選ばれた15人がチームを組み戦車で戦うゲームだ。勝率等でチーム分けされされないので上級者と初心者でも同じチームになってしまう。そのため、ありえないプレーをした初心者に文句を言う上級者をよく見る。

このゲームは、誰でも理不尽なゲーマーになりえるゲームだろう。だからこそ、下手な人はいるものだと受け入れてからプレーする必要がある。

そうしなければ初心者はゲームから去り、一方で上級者はカオスな戦場で心を病んでいく。

WoTに関しては、制作側がもう少しマッチングを改善すべきだとも思う。

 

さて、WoTは受け入れるしかない。ではLoLはどうだろう。

LoLというゲームのルールは長くなるし重要ではないから割愛する。一応、5VS5のゲームとだけいっておこう。

このゲームには確固としたマッチングシステムがある。基準となる値は存在しないが、自分と近い実力を持った人としかマッチングをしないようになっている。

こういうゲームで理不尽なゲーマーになる人は「下手くそなガチゲーマー」である。意識だけ高く、下手くそ。故に初心者と同じ戦場にマッチングする。にも関わらず自分はうまいと思っているから味方に暴言を吐きまくる。

もしこういうゲーマーになりたくなかったら、素直に自分の実力を認めるしかない。

はっきりいおう。「君は自分のレート以上の実力はないんだ。目を醒ませ。そして今すぐ黙れ

この言葉を受け入れてくれ。お願いだ(切実)。

 

番外:プレイ動画に沸く名人様

番外として、プレイ・実況動画に沸く名人様についても取り上げておこう。これはニコニコなどの動画で、投稿者のプレーに対しやたら揚げ足を取りたがるタイプの人のことをいう。「知識のひけらかし」の典型例だ。

こういう人たちはそこまで害はないがウザいのは確かだ。でも彼らは、言葉を選びさえすれば優良な上級者になれる。

 

 まとめ

ガチ勢が理不尽なゲーマーにならないためにはまず、発言する前に冷静になることが重要だ。相手のレベルに合わせて発言しよう。相手が理解できない言葉を並べたってしかたがないのだ。

そして、自分が背伸びしていないかも確認しよう。

たまにはエンジョイしていた時を思い出そう。なぜ自分がゆるくエンジョイしていた時期を抜け出し、ガチゲーマーになったのかも考えよう。

そうすれば、エンジョイ勢を熱心なゲーマーにすることができるかもしれない。そして彼らを効率よく上達させることができるかもしれない。エンジョイ勢とも楽しくゲームできるかもしれないのだ。

上達したがっている初心者にとっていいコーチになるんだ!

 

では、理不尽なゲーマーに出会ったとき、ゆるいゲーマーはどうすればいいのだろう?

残念ながら対応策は彼らを無視すること・エンジョイ仲間を見つけて一緒に楽しむしかない。

ただ、自分が上達してきてガチ勢になり始めた時、この記事を思い出して欲しい。きっと道を踏み外さなくて済むはずだ。

 

こうしてみると、ゲームの未来は、ゲームを供給する側とガチ勢が協力していい環境を作れるかにかかっていると思う。

そう、ガチ勢はゲーム業界をけん引していかなければならないのだ!!

お前ら、いいコーチになれよ!

 

 

幸せな未来は「ゲーム」が創る

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