Black Life Non Sugar

またどこかで

貧乏哲学科女子+その彼氏+ひよこ鑑定士という異色のメンツと食事をしてきた

高校の後輩が東京に遊びに来たので一緒にご飯を食べた。あ、最初に言っておくけどもちろんこの記事は彼らの許可をとって書いてるよ。

場所は僕が仕事で近くにいたので神保町に。哲学科女子(以下哲女)にとってはオアシスのような場所だ。

久しぶりに会ったが、なんだかんだみんな結構面白い生活をしていた。

ひよこ鑑定士(以下ひよこ)は修行のためフランスに送られるらしい。なんでも、全てのひよこ鑑定士が海外で修行をしてから国内に戻ってくるとか。

ひよこ鑑定士とは簡単に言えばひよこの雄雌を分ける仕事。結構大変らしく、苦労しているみたいだが、安定した職業らしいので頑張ってほしい。

ひよこは「珍しい職業の人を記事にしたけりゃおれとかどう?」っていったので今度しっかり話を聞いて単独記事にすることにした。ありがとう、ひよこ。詳しくはそこで書く。

 

哲女は貧困と就活に震えていた。毎日お好み焼きにもやしを入れて食べる日々。それでも成績がいいから学費を免除されていて、だからこそバイトなんかに時間を割けない。

そしてせまりくる就活…「面接で哲学の話をすると大体おちるそうです『学校ではなにを学んだの?』って聞いてくるのは企業の方なのに」と苦笑いをしながら語ってくれた。

そうとう切羽つまっているのか「ブログで稼ぎたい。自分の貧困っぷりはコンテンツになるのか…」「ブログで稼いだら貧困じゃなくなる…そしたらミニマリスト女子とか名乗ればいいのか…」とか言い出す始末。

とりあえず色々な業界を手あたり次第受けなければいけない気がする。どこも哲学科を必要としていない…ということなので「大手の編集・出版は激務で死ぬからやめときな」とアドバイスをしておきました。

 

唯一のほほんとしているのが哲女の彼氏(以下哲彼)。彼は内定が決まっていて4月から仕事。「3月まで金がないから堀江さんギター買わない?」とはいっていますが順風満帆な模様。ただ、会社がブラックかもという不安はさすがにあるようだ(しかも話を聞く限りブラックっぽい)。

僕と哲女が本の話をする中(彼女は僕の貴重な本友達だ)それに必死について行く彼の姿が可愛かった。帰り際に聞いてみたら「頑張ってついていってみたが内容は全くわからんかった」とのこと、この後輩、可愛い。

 

楽しいひと時を過ごすことができた。今日はありがとうございました。

彼らや、地元に残っている友人の近況を聞いてみて、よく言われている「若者の問題」がリアルでも結構近い場所に転がっているんだなと再認識した。

よくよく考えれば貧困女子・ブラック企業・会社に勤めずフリーで稼いでいるやつ。という最近よくきく若者像が揃ったわけだ。地元の友人の一部にも就活難や不安定な職業で苦しんでいる人もいるらしい。

ひよこもひよこで、就活難でこの職に流れ着いてくる人も多いらしく、蚊帳の外にいるというわけではないらしい。

 

それでも久しぶりに会えば楽しいし、元気な姿を見ればほっとする。確かに問題は山ずみだけれど必死に、そして楽しく過ごしていればなんとかなるものなのかもな。と思った一日だった。

 

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