アメリカ人の人質の解放の責任を日本に押し付けられたらと思うと怖い
ISISがヨルダンに後藤さんの命を預けてしまったけれど、冷静に考えて怖い手法だよね。
例えばだ、アメリカ人がISISに囚われて人質にされた。その釈放の条件が日本が身代金を払うことだったとしよう。
アメリカはテロリストに屈したくないというだろう。断固としてテロの支援をしてはいけないと日本に圧力をかける。
でもアメリカの国民の一部は日本に身代金を払ってほしいとおもっている。もちろんその逆の考えを持った層もいる。
さらに日本国内でも、「アメリカのために金を払うのか?」とか「アメリカ人も同じ人間です!釈放を!」とか「自己責任じゃん。死んでもしょうがないよ」とか、とにかくたくさんの意見が出てくる。
こうなったらもう、日本政府はどう動いても国内外からの批判に晒される。下手をすれば日米関係だって悪化しかねないし、アメリカで反日感情を強くする人がたくさんでてくるかもしれない。
この記事は妄想だけれど、実際ヨルダンにはこれに近いことをやっているわけだ。国際関係という言葉の力で、自国民より他国民の方が命が重くなっているのかもしれない。
しかしこうして考えると、ISISは他のテロ組織と違って本当に頭が回る、恐ろしい組織だなと思った。
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