Black Life Non Sugar

またどこかで

大学4年までアニメを見なかった僕をはまらせた就活は偉大

僕は大学4年までほとんどアニメを見ていない。はやりだったエヴァも、ワンピースみたいな王道も、親が厳しかったから一切見せてもらえなかった。

見せて貰えたのはNHKのアニメのみ。カードキャプターさくら(CCS)・コレクターユイカスミンなどのラインナップはそろっていたが、姉がCCSにでてくる女教師が嫌いという理由でテレビを破壊したため、結局アニメは見せてもらえなくなった。

 

高校生の時、けいおんが放送された。僕の所属する軽音楽部でもはやる…と思いきや「ギブソンをこんなに安く買うなよ!」と切れたやつが数人いたためはやらなかった。僕も必死に金をためてギブソンSGを買った身なので当然視聴しなかった。今思えばとんでもない当てこすりである。

この時付き合っていた彼女が、重度のアニメオタクで、色々なアニメを見せられた。絶望先生は最後まで付き合い、まといちゃんという後のお気に入りキャラができたが、当時はそこまでではなかった。他に見せられたアニメは全部だめ。他に最後まで見切ったのはカブトボーグ(DVD)だけだった。

結局、アニメに「はまる」ということはなく、この娘とは別れてしまった。

 

結局アニメを見る習慣がないまま大学生になってしまった。4年間で身内で話題になったアニメはまどかマギカサイコパスだけ。どれも全話視聴することはできなかった。アニメを見るという習慣がもともとないのだ。仕方がない。

 

そして来る大学4年。ご存知の方もいるだろうが、僕は就活で苦しんでいた。いやもう、死のうかと思っていたほどだ。

そんな中、大学の就活うまくいかない勢の中で日常系アニメが流行りだした。

ゆゆ式

きんいろモザイク

のんのん日和

この3つの作品が1クールごとに放送された。はやっているならと思い僕もなんとなく見てみることにした。

ゆゆ式。すごくいいじゃないか! 癒される。可愛い女の子が会話しているだけなのに、就活で傷ついた僕の心に凄く響く。気付けば毎週自分から見るようになっている。別に登場人物のどの子が好きとかそういうわけじゃない。それでも傷口をふさぐために見続けた。

 

そしてきんいろモザイクである。この作品で僕は完全にアニメに嵌った。しのちゃんが可愛い。とてもかわいいのである。リアルでの僕の趣味と完全にマッチしている見た目と性格、完璧だ。このとき初めて「俺の嫁」という言葉を理解した。そして僕はどんどん闇落ちしていく…

 

アニメのDVDを借りた。昔見れなかったアニメや、見たアニメを見直した。特に刺激的だったのがボトムズで、日常系しか見ていない僕は、ボトムズの「地獄の黙示禄」的世界観がアニメで表現されていることに驚かされた。

アニメを見ていないなんてもったいない! そう思った。そしてどんどん、新旧問わずアニメを見るようになった。

 

のんのん日和も楽しく見れた。アニメは僕を癒してくれた。でも、就職先は決まらなかった。結局僕はフリーランスになった。

フリーランス開業一か月目の4月、僕は当然のように餓死寸前だった。仕事はあったが給料は月末に振り込まれるわけではない。遅くても領収書をきってから2カ月はかかる。

そんな中、僕はご注文はうさぎですか? にド嵌りしていた。正直、ごちうさがなかったら死んでいたかもしれない…

 

ごちうさに嵌る僕を見た後輩が「堀江さん、1年ですっかりオタク化しましたね」いった。

「ああ、でもオタクにならなかったら俺は死んでいたよ。アニメが俺を救ったんだ…」

 

 前回記事が伸びたので息抜き記事でした。

 

 

フリーライター 堀江くらは 

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