Black Life Non Sugar

またどこかで

経営者は「金が目的じゃない」を建前にしちゃいけない。

こんにちは。堀江くらはです。

 

たかの友梨ビューティクリニックがゼンショー並みのブラック企業だと判明し話題を呼んでいる。

部下は貧困で苦しみながらも、社長は何十億もの資産を持ち、別荘を建て、宝石を見にまとい、美味いものを食べる。部下は激務の中立ちながら昼食を食べ、有給さえ取れないという現状には立ちくらみを起こしそうだ。
 
たかの友梨氏は、法律と企業倫理の両方を無視してしまったが、これは氷山の一角に過ぎないだろう。未だ見つかっていないブラック企業の経営者は、従業員の人生をエサにして醜く肥えていることだろう。
 
たかの友梨しを見て、あらためて経営者は金におぼれてはいけないと思った。起業とは何かの目的があって行うもので、決して金銭目当てでするものではない。そうじゃなきゃ顧客の需要もうまく吸い上げられないだろうし、ついてくる従業員も少ないはずだ。
だが、信念を持って起業したにも関わらず、自社が軌道に乗り、金が入って来た時、経営者の信念の強さが求められる。何かをやりたいから起業したことを、金に溺れて忘れてしまったら元も子もない。
経営者はいつだって、私利私欲に向かってはならない。その身を自分の企業に捧げ、その企業に貢献してくれた人、顧客だけじゃなく従業員にも恩返しをするべきだと思う。金に目がくらみ、全てを捨ててしまったら経営者失格じゃないだろうか? 
「お金目的ではありません」と多くの経営者は語る。これは予想だが、たかの氏もセミナーなどでは「お客様の美が第一です」とか語っていたのではないだろうか? それでいて従業員の人生を貪っていたとしたら……もう目も当てられない。
たかの氏は慈善事業も行っていたらしいが、それもファッションではないかと疑ってしまう。
 
ブラックじゃなきゃ会社がつづけられないなんて言う前に、まず自分の欲を絶つべきだ。
それに、ブラックじゃなきゃ会社が潰れるなんて、ただ自分の無能さをアピールしているだけだろう。
 
たかの友梨氏だけじゃなく、全ての経営者は今回の件から自分を見直してみるべきだ。
 

運が悪くってよかった!―たかの友梨自伝

本当に運が悪かったのは従業員。

 

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