Black Life Non Sugar

またどこかで

コンビニの店員さんから感じた「人間味」

こんにちは。堀江くらは(@kuraharu)です。

久しぶりの更新になりますね。仕事が忙しかったのですが一段落したので、今日から年末までは毎日更新できると思います(それも依頼しだいですが……文章に関わるあらゆる仕事を堀江くらははお待ちしています! 忙しくなりたい!)
久しぶりなので軽めに日記を。

今日、普段はいかないコンビニに初めていった。そこでいつものように雑誌でライター募集がかけられていないか確認して、牛乳を買って、手持ちのものにオイルが切れていたからライターを買って……まぁ、普通の買い物をした。
1000円札を出してお釣りを貰う。店員の女の子(たぶん女子大生)が「ありがとうございました」といってレシートとお釣りを僕の手に置いた。僕も「ありがとうございます」と返す。
すると店員さんが「いえいえ、こちらこそ」といった。

僕はその「いえいえ、こちらこそ」に驚いた。そして、このやりとりに驚いたことに二重に驚いた。こんなに小さなことだけれど、「いえいえ、こちらこそ」はマニュアルにないセリフだったからだ。店員さんの純粋な、心からでた善意だった。
どうも僕はマニュアル社会に慣れすぎていて、店員さんも生身の人間だって認識がどこか薄れていたようだ。だから普段は感じられない場面で人間性を感じてしまい、驚いたのだろう。

帰り道、なんだか少し悲しくなった。人間から人間性を剥奪して、歯車見たくあつかう社会が悪いんだ……と現代社会を愁いたわけじゃない。こんなことで驚く自分が軽薄で、機械みたく冷たい人間になってしまったんだと思った。
だからこれからは、どんな小さいものでも、その人の人間性を感じられるものは見逃したくないと思った。そうすれば日々の生活が少しは温かみのあるものになるんじゃないかな。

悲しくなると同時に嬉しくもあった。経済社会の中で小さな人間味を感じることができたからだ。ああいう生身の店員さんが増えたらいいのになぁ。

「いえいえ、こちらこそ」この一言だけでちょっとセンチメンタルになった堀江くらはでした。

 

記事とはあんまり関係ないけれど、この小説は「人間味」がすごい出ていると思う。

 

女生徒 (角川文庫)

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