腸潰瘍で休養していました~過敏性腸症候群の思い出~
腸に潰瘍ができていたので色々とお休みしていました。お久しぶりです。堀江くらは(@kuraharu)です。
腸に潰瘍ができるのはこれで3回目。一回目は中学生の時、2回目は高校生の時でした。
原因となったのは受験のストレスによる過敏性腸症候群でした。おなかが痛くなる、トイレにいきたくなると思うと不安で仕方がなく、やたらと薬を飲んでいました。病院から処方されていた薬以外にも市販の下痢止めを大量に飲みました。正露丸を一度に10錠飲んだりもしました。薬の殺菌作用は強力で腸の粘膜を傷つけます。それを想定された量より多く飲めば身体へのダメージも当然大きくなり、とうとう腸に潰瘍ができてしまいました。
一番つらかったのは腸カメラでした。今回もやったけれどやっぱりしんどい……。腸の検査ってまず腸を綺麗にするためにまず洗浄剤を飲むんですよ。下剤(?)を脱水症予防のためのポカリで割ったようなものを2リットル近く飲みます。2リットル……病院によって差はありましたが、検査の前日からこれ以外口に入れちゃいけないなんてところもありました。汚い話ですが腸以下にあるものを全部出すわけですから当然辛いです。死ぬかと思います。
っで、検査が始まると鎮静剤を飲んでからお尻にカメラを入れます(つまり僕は処女じゃない……)。これがまた痛い。普通は鎮静剤が効いて眠っているはずなんですが、僕は鎮静剤や麻酔が効きにくい体質なんですよね。そのせいで痛覚は鈍くはなるものの残っているので大変です。
始めての検査の時は父の勤めていた病院で(父は医者ではないです)知り合いの先生にやってもらったので「ここが柔毛だねー」みたいな受験生らしい(?)会話もできて気が楽だったんですが、残りの2つはただただ苦痛に耐えるのみ。鎮静剤の量を増やしてくれる先生もいましたがあまり意味がなかったです。
検査が終わると鎮静剤が効いてきて眠り、起きると空腹なのに食事制限がある……数日は身体も重い。そんな状態に毎回陥ります。何度目かの検査ということもあり慣れてはきましたが、やはり辛いのは相変わらず。ただ、今回の潰瘍はようやく治ったので明日から普段通りの生活に戻れます。
どうも腸潰瘍が癖になってきているようで、過敏性症候群が治った今でも何かのきっかけで再発するようなので健康には気を使いたいですね。
- 作者: Jeffrey M.Lackner,佐々木大輔,細谷紀江,佐藤研
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