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堀江くらはが一筆書きするブログ

息抜き中心。一発で書いてドーン。過度の期待はしないでください。

イスラム国という名の非日常は劇薬でついつい目をそむけたくなってしまう

ニュース、考察

イスラム国の人質騒動でニュースは大騒ぎ。国民の関心も集まっている。この記事はイスラム国に関するチラ裏雑記だ。

 

イスラム国の起こす事件はまるでフィクションのようだ。アクション映画の舞台設定・アニメで言うならヨルムンガントやブラックラグーンの世界をみているようだ。僕たち日本人にしてみれば、一連の事件は非日常で、対応するのが難しい。

 

後藤さんの母親は完全に非日常に振り回されている。知識が足りないのに記者会見を開きネットで叩かれ、恥をかく。が、彼女に非はないと僕は思う。誰だって自分の子供が人質にとらえれたりしたらパニックを起こし、意味の分からない行動をとるものだ。

 

それに彼女の立場はものすごく複雑だ。世論に合わせて息子を見捨てれば冷血な人間になるし、かといって息子を助けてといえば税金の無駄遣い・世論の敵といわれてしまう。なんとも気の毒な状況に立たされてしまった。

こういう状況で記者会見をやるなんて愚の骨頂なんだろうが、先に述べたように彼女の精神も極限状態なんだろう。事態がいい結果に収束するように祈ろう。

 

国民も国民で、この非日常を前にしてちょっと困っているんじゃないかと僕は思っている。実際僕も困っている。考えを放棄したいくらいには。

だって急に日本人が人質に取られました。平和な日本であなたは彼を助けるべきだと思いますか? という問いが急に投げかけられたのだ。誰だって困るに決まっている。心の準備なんてできているわけじゃないのだ。

こういう時人間は思考停止に陥って、とりあえず評論家の声に耳を傾けて賛同しておく。そうでない人は、評論家の意見を聞いている人から話を聞いて、その人の意見に賛同する。こうして他人の意見が自分が考えた意見のように伝染していく。

 

いつの間にか非日常は日常にリンクする。それもあまりに幼稚な形で。

今回の件は「人に迷惑をかけるなら罰を受けろ」という一般論にまとめられるだろう。僕の知人も「ジャーナリストみたいに人に迷惑をかけたら死んでも仕方がないよね」といった後で、人に迷惑をかけている友人の話をし始める。「あの人も迷惑をかけるタイプだから死んで欲しい」といった風に。何とも残酷な意見だな、と僕は思う。スケールの大きな話を小さな話の中に持ちこんで、一般論を作っていくのは少し怖い。

でも、これが非日常という劇薬に人間が対応するための最も効率的な方法だろう。

 

一方で非日常を自ら日常にしようとする人もいる。現実に嫌気がさした人々は、リストカットの延長で非日常に身を置いて、場合によっては自分が死んでも、自分が他人を殺してもいいと思っている。

その典型がイスラム国に参加しようとした大学生だ。彼は就活に悩み、現実に嫌気がさしたからテロ組織に参加しようとした。

これは幼稚な動機づけなんだろうか? 僕はそうは思わない。

社会に適合できなかった人間が起こした犯罪を「犯人が幼稚だから」で片づけていてはいつまでたっても現状は変わらない。

結局日本は秋葉原連続殺傷事件¥から何も変わっていない。むしろそこから目を背け、何も学ばなかったために、社会に適合できなかった人間の犯罪がなくならない。非日常から目を背けることは精神衛生面にはいいかもしれないが、社会のためにはならないのだ。

 

非日常との向き合い方は難しい。それが精神を乱す劇薬だからだ。でも、だからと言ってそこから目をそむけ続けることが正しいことだとは思えない。

イスラム国のニュースという名の劇薬から、僕達は何を考え、何かを学ぶことができるんだろうか。

 

以上、チラ裏雑記でした。

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