堀江くらはが一筆書きするブログ

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ゲーム実況でお金を貰ってなにが悪いの?

最近ゲーム実況でお金を稼いでいる人が増えているらしい。有名どころだと格闘ゲームで有名なせんとす氏やホラーゲームで有名なガッチマン氏なんかが該当するらしい。海外では既にYoutubeに実況をアップロードして収入を得ている人も一定数いるし、日本にも少数ながらいただろう。その流れが日本のニコニコ界隈にも到来し、公に認知され始めてきたのだろう。

 

しかし、これに対して実況者・視聴者双方から批判の声があがっている。ただ、僕自身その批判がどうもしっくりこない。タイトル通り「ゲーム実況で金を貰ってなにが悪いの?」という感じだ。

そこで今回は「実況と金と批判」をテーマに簡潔に書いていこうと思う。

 

 

1.実況ゲームでの儲け方

このテーマを扱うにあたって、ゲーム実況での儲け方を簡単に書いておく必要がある。まぁ、グーグル先生に聞けば凄く詳しい記事がでてくるだろうから、詳しく知りたい人はググって欲しい。

 

一つは広告収入。Youtubeで有名にになった。動画内に貼られた広告の表示orクリック回数によって収益が得られるパターン。ブログの広告収入と同じだから誰でもしっくりくると思う。

 

もう一つがゲーム会社と契約して、企業のやって欲しいゲームを実況する形。公式の生放送にでたりもする。所謂芸能人みたいなものだと思ってくれても構わないと思う。こちらはニコニコを中心に行われている印象が強い。公式の生放送でゲーム実況者がでていたりする場合、企業と契約を結んでいる場合もある。

噂に過ぎないが芸能事務所と契約している実況者もいるとかいないとか……所詮うわさに過ぎないのかもしれない。

 

大まかに分けてこの2つが実況動画で収益をあげる主な方法だろう。

 

2.感情的な批判が出やすい理由

批判には「趣味でお金を稼ぐなんて」「お金稼ぎの為に実況するなんて人間の屑」みたいな意見が多く、その批判の大半が単なるルサンチマン・もしくは所謂「俺ルール」の押しつけに思える。

趣味でお金を稼げたら最高だ。そんな最高の立場にいる人間には嫉妬心が湧くこれがこうした批判の大一要因だろう。これに関しては色々なものに当てはまる。僕達ブロガー(僕は専業じゃないけれど)にだってそうだ。こういう批判はあまり相手にしちゃいけない。嫉妬に構うのは時間の無駄だ。

 

第二の要因に「裏切られた」という気持ちがあると思う。元々実況者も視聴者も素人だった、だからこそ視聴者は実況者に親近感を覚えられた。だけれど好きな実況者がお金をもらっている、つまり「プロ化」してしまったらどうだろう。今まで感じていた親近感が失われてしまう。視聴者の中には「金に心を売った、私たちを裏切った」という人がいてもおかしくない。

 

また、同じ趣味で金を稼いでいるプロゲーマー(例えば梅原氏など)と違って実況者が叩かれやすいのは、実況に競技性がないのも要因の一つではないだろうか。

競技性のあるゲームでプロになるのには結果が求められる。要は勝ち続ける必要がある。強いプレーヤーを見る時視聴者はその背景にある努力を同時に見ることになる。そのためプロゲーマーはゲームで金を稼ぐことを叩かれたりしない。「頑張っているんだから」という気持ちが視聴者の中にあるのだ。

 

実況動画ではその努力が見えないのだ。実況動画だって作るにあたって相当な努力がいる。視聴者に気を使って編集しないといけないし、面白いことを話すスキルだって鍛えないといけない人もいる。だけれどそれは見えてこない。実際に戦う相手がいないためだ。

だから実況プレイヤーは楽して稼いでいるようなイメージを持たれやすい。そのため、上記のような批判に晒されやすいのではないだろうか。

 

3.著作権と開発会社の問題

ゲームのプレイ動画と著作権問題は切ってもきれない関係にある。著作権に関する批判はこれは実況で金を稼いでいるかどうかとは関係のない、実況・プレイ動画全般にいうことができるものだ(そしてこれは、そうした動画を見ていない人しか言うことのできない言葉である。そうじゃないと筋が通らないと思うのだ)。

 

ゲーム動画の取り扱いを、ゲームの開発側も著作権違反だからといって一概に叩き潰していいものかと悩んでいるように見える。

1.自社製品の宣伝になる。

2.古く、忘れられていたゲームの動画をあげてもらうことで、プレーヤー側に新しい楽しみを提供できる。

という正の部分と、

1.そもそも違法行為を野放しにしていいものか

2.著作権違反を快く思っていない社員もいる。

3.新しいゲームの実況をあげられたら購入者を減らす恐れがある。

という不の部分で葛藤しているのではないだろうか。

 

こうした葛藤の中で、ゲーム業界は動画に寄り添い、収益を得ようと動いているようだ。

例えばPS4などの新型ハードにはゲームを動画としてアップtロードしたり、配信できる機能がついている。新しいゲームの楽しみ方・マーケティングの仕方として動画や配信に期待を寄せているのだろう。

 

また、任天堂Youtubeにおける著作物の2次利用を認めた。今後アフィリエイトプログラムも追加していく予定らしい。任天堂のゲームを使った動画の収益が任天堂にも支払われ、またゲームの宣伝にもなる、一石二鳥と判断したのだろう。恐らく今後、他者も任天堂に追従していくことだろう。

任天堂,YouTubeでの自社タイトルの二次著作物の利用許諾をTweet。アフィリエイトプログラムも準備中 - 4Gamer.net

 

また、ネタバレによって面白さが失われやすいゲーム(ダンガンロンパなど)では何章まで動画配信オッケーとすることで、動画主にマーケティングをしてもらうという方法をとっている。

 

以前として著作権の問題は解決していないが、上記に加え企業側が実況者に動画制作を依頼することも少なくないことから、今後どんどん企業の態度は軟化していくはずだ。

それまでは著作権関連で動画アップロード者が叩かれても仕方がないと思う。

 

4.最後に。なんでゲーム実況者はお金を貰ってもいいはずだ

評価されている人間が収益を上げるのは当然のことだと僕は思っている。評価されるには才能・努力・運……etc とにかく色々と必要だ。その積み上げで得た評価がお金に変わって何が悪いの? と思っている。

 

実況者にとって、お金は再生数やマイリス数よりもモチベーションが保てる。これは単に利益が上がるからってだけではなく、評価の基準として再生数よりもお金の方が分かりやすいからだ。

モチベーションが保たれれば実力のあるアップロード者は現場を離れ辛くなる。元々動画界隈は荒れやすく消えていく人も多かったが、お金が絡めばそうした人は減少していく。

また、お金が絡むとなれば多くの新規参入があり、そこから面白い人がでてくる。

 

こうした流れは、視聴者・アップロード者奏法にとっての実況動画の楽しさの増大に、開発会社も収益増につながる。さらにコンテンツの基盤であるYoutubeやニコニコも儲かる。結果全ての人にいい結果をもたらすのではないだろうか。

 

ついつい感情的な批判をしてしまう人は、お金を貰っている動画主に対して「この人は社会の楽しさに貢献しているのだから収益をあげて当然だ」という考えを持ってほしい。収益をあげることは裏切りなんかじゃない。むしろコンテンツに貢献するために必要なことなんだから。

 

評価経済社会 ぼくらは世界の変わり目に立ち会っている

「評価と金」という考え方は、この本に詳しいです。

 

 

本記事はこの記事の背景を詳しく書いたものです。僕の考えはこちらの記事の方が伝わりやすいかも。


実況動画で金が稼げるようになった時代に 評価経済についても少しだけ - Black Life. Non Sugar.

 

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