Syrup16g復活記念
こんにちは。堀江くらはです。
僕の大好きなバンド、Syrup16gが晴れて復活を果たした。もう二度と、生で動く彼らの姿を見れないと思っていないのでとても嬉しい。
Syrup16gは鬱バンドと呼ばれている。暗くネガティブな歌詞はミスチルなんかと比べ物にならない。精神病院という言葉がモロにでてきたり、メンタルヘルスの薬の名前をちょっと弄ってタイトルにしたりと、本当に鬱なバンドである。
ベースのキタダマキさんもタイコのお兄さんも鬱っぽくないが、ボーカルの五十嵐さんはガチっぽい。ついつい守ってあげたくなってしまう太宰治的オーラを放っている。これもSyrupが愛されている理由の一つだろう。
もちろん、音楽性が一番の魅力であることは言うまでもない。ポリスなどのニューウェーブの影響を受けていると思われるディレイの多用。暗い曲はもちろん、希望が残るようなポップからノイジーな曲までかける作曲者としての五十嵐の才能は素晴らしい。
また、個人の見解だが、Syrup16gには以前書いたカフカ的な魅力があると思う。受け手に一度どん底をみせることによってまだ残っている希望を見せてくれる。
それがSyrup16gにしかない大きな魅力なのではないだろうか。
音楽というのは信者ビジネスだとSyrupを見ていると強く感じる。彼らのファンは本当に強固で、五十嵐さんを助けてあげたいと思っている人もいる。
じゃあアーティストを助ける方法(またはお布施)とはなにか? CDを買い、ライブにいってあげることに尽きるだろう。ということで僕も買います、ニューアルバム。
新曲はこちら
syrup16g - 生きているよりマシさ (MV) - YouTube
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