Black Life Non Sugar

またどこかで

文学フリマに行ってきました。

5/5、東京流通センターで行われた文学フリマに、フォロワーさんのサークルのお手伝いをしに行ってきました。文学フリマに行くのは今回が二度目ですが、売り子さんとしての参加は始めてだったので少し違った視点で文フリを眺めることができました。

今回は社会評論系サークルで売り子をやったのですが、やはり創作小説や漫画にくらべてお客さんの数が少ないなぁと感じました。やはり小説の需要は大きいなぁと思い知らされました。正直僕は、素人の書いた小説を読む時間があればプロの書いた短編を読めばいいと思っているのでそれらに手を伸ばすことはないのですが……ただ、新人賞3次落ちの作品とかがあれば読むかもしれません。同人評論のいいところは評論なのに気軽に読むことができるところです。世の中に書籍として出版される評論は、最低でも新書くらいの厚さになってしまいますが、同人になると一気にページ数が少なくなるので時間を使わずに済みますから。

ただ、アニメやラノベを評論する所謂「物語評論」には興味があまりない、というよりそもそもアニメを見ることが殆どないので評論されている作品のことを知らないことが多いです。しかし、文フリで売られている評論はこうした物語評論が中心になっているのが少し残念です。いつの間にか「同人」という言葉がオタク文化に内包されてしまった結果、オタクコンテンツに興味のない人が同人誌を買い辛くなったのかもしれません。

しかし、どかいさんという方が編集を担当された「ジオニタス」や一部で名が知られている「あじーる」など、オタクコンテンツとは関係ない評論をやっているサークルがいくつかあるのも事実で、そういう方々には今後も頑張って欲しいと思う次第です。

 

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